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2008年7月19日 (土)

クラブの必要性 ~ウインブルドンから~

今日、ウインブルドン総集編男子決勝を見ました。約5時間以上に渡る史上最多ゲーム時間の末、ナダルがフェデラーを下しました。3年連続の決勝、フェデラーは6連覇がかかっていたとは知らず、ライバル同士の素晴らしい決勝でした。

日本人の分析はこういう時にテニスの視点から「メンタル面」や「バック・フォアー・サーブ・ハードショットなどのショットの質」・「攻め方」などに目が向いてしまうことが多いのでは。

私としてはナダルのテニス以外のスポーツ(遊び)経験が知りたい。きっとそこに最終的な差が出たのではと感じます。テニスそのもののテクニカル面はこのレベルになると特徴はあれ、大きな差はないのでは。

フェデラーはサーブやストロークが強く、確かに王者ですが、足をあまり使わないプレーが多く(相手がそのようなボールを返すのかもしれないが)、コート内のフットワークがナダルに比べ低いと感じました。それに比べナダルは取れるはずのないボールを足を使って返し、そのスピードは5時間の間変わることがありませんでした。

昔、17歳という若さでウインブルドン優勝最年少記録を残しているボリスベッカーを思い出します。彼は少年期をテニスだけでなく、同じスポーツクラブでサッカーをしていました。きっとゴールキーパーもしていたのでしょうね。容易にわかります。何故かと言うと、強烈なサーブ&ボレーによるネットプレーでのボールへの飛びつき方はゴールキーパーのシュートに対するステップと同じだからです。当時、他のテニス選手には見られませんでした。

ドイツのクラブにはクラブ内でいろんな競技を行き来できるシステムがあります。テニスのコーチから「素質があるから1年間サッカー休んでやってみては」の言葉掛けで、ウインブルドン優勝者が出てしまうのです。しかも、最年少記録・・・

たしか、偉大なテニスプレーヤー・ボルグ(スウェーデン)も卓球からです。

また、下半身の筋肉の付き方も、サッカーとテニス、バドミントン、ラグビーあたりは似ています。同じボールゲームである、バスケット、バレーとは違います。子供への興味をかきたてたり、飽きさせないために、または怪我の後のリハビリテーションとしても連携させた方がいいと感じています。

日本では少年期より1スポーツに浸かりすぎて、世界のトップクラスまで行き着いても、身体バランスが原因で、何かが足りず負けます。その時、「練習が足りないんだ」とまた同じメニュー(スポーツ)をしてきた傾向があります。それよりも、少年期にいかにいろんな運動(遊び)刺激を行い、バランスのとれたスーパー神経組織を作るかが、最も重要なのです。スポーツクラブの役割は社会貢献はもちろんのこと、選手強化ひとつとってみても大切だということです。

同じ敗戦国であるドイツと日本。日本はスポーツの概念を学校部活動に吸収され、この点においては大きな差ができてしまいましたが、日本のスポーツクラブはこれからですね。

富山にもいくつかのプロクラブ(チームとクラブは違いますが・・・)が出来ましたが、夢を持つ子供たちや、富山の未来に向け、どのようなビジョン・システムを持つのでしょうか。楽しみです。

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