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2006年8月24日 (木)

遅くなってごめんなさい

Yasuko Caletti さん

返答遅れました。
ゴメンナサイ。

コメント欄にも載せましたが良い質問でしたので、こちらにも掲載します。

>楽しんで拝見しています。
>真剣に(自分から)サッカーをしている8歳の子供では、日本ではどの様な練習をどの位>しているのでしょうか?
>教えてください。                                          >投稿 Yasuko Caletti | 2006/07/17 10:56:03

部分的にしか応えられないのですが、日本のトレーニング環境はヨーロッパなどに比べとても未成熟な部分が多く、一概にこれというスタイルを持たないのが現状です。
8歳くらいと言えば、えてして親の価値観や所属チームの監督の考えなどが左右し、子供が自ら楽しむと行った環境提示できているクラブはまだまだ少ないと思われます。

新聞でもどの年齢層も大会結果しか載せず、悪い意味で過熱化していくケースが多いですね!ですから時には8歳でも大人と同じメニューをこなそうとする資格研修をこなしていない情熱だけの素人トレーニングが見受けられます。学校部活動に至っては多くがそのような状況です。

親も含め、子供は純粋ですからその内容を信用します。優勝して新聞に載せられるとその練習方法をみなさんもまねはじめます。まねることが一番信用度が高まると思うからです。そして親は大人のプロ選手の試合を見つめる感覚に陥ります。勝った負けたはプロも子供の世界も同じ現象ですから・・・ここが怖いですね。

また日本では青少年のスポーツは文部科学省・教育委員会内に属してるので、行政的な業務意識・表現、また拡がりを見せにくい点(進学優先など)が多く、スポーツ側からの指標・環境整備提言も「Jリーグ100年構想」や「総合型地域スポーツクラブ」など始まりつつありますが、まだまだ明確にできていないのが現状です。

私たちの少年期は「外で遊ぶことが最良のコーチ」でした。数歳離れた子供達と遊ぶことによって本当のルールを自意識しながら学べました。大人のエゴはそこには存在しないので、同じ目線で解決策を楽しんでいました。とっくみあいのケンカしてもその対価は充分にあったわけです。その経験は今でも役立っています。

今ケンカすると大人がすぐに刑事事件扱いのように裁きに入ります。これもどうかなぁ~? 「子供のケンカとは何か」知らないまま大人になってケンカすると殺傷に至ったりするのかな?と勝手に考えますが・・・個人的な意見です。

しかし、このような話は一般論として理解されていても、大人になってそれを提言できる職業・ビジネスが日本には少ないので、学校の先生や近所で興味だけはお持ちの大人(コーチ)からしか子供達にアプローチできていません。部活動では成績主義がまだまだはびこっており、生徒より引率監督が大きく報道されるのも日本の特徴です。やはりメディアの影響力は大きいですから子供を育てる観点から責任を持ってスポーツ報道をする必要があります。最近では所属学校の体育館ステージで全校生徒の前で表彰されるのを拒む生徒も出ています。その原因を大人は「変なやつだ!よくわからん」などと子供みたいな事を言っています。深く理解してあげようとしないのです。

いろいろ述べましたが、ようするに年齢に応じた遊び(スポーツ)環境整備が政府レベルで必要です。私はスポーツや芸術などの分野は教育組織・文部科学省レベルから早く独立することを期待しています。

なぜなら、以外と我々教育組織の人間にはそのパワーがないのと、あっても通常社会との接点を常に持たなくても済む職業なので、個人主義的な活動が多く、なにより教師自身の青少年期の経験が無難な方が多いからです。無難で凹凸のない人生を確立しているので、仕事に対する意識も受動的な方が多く、教育委員会も改革ビジョンは掲げてはみるものの、そのような教師を結果的に創り上げてしまっているようです。

ですから、だまって反応を見ていると
「そんなことまでしなくっても・・・」
「お役所仕事ではどうも・・・」
「自分のここまで積み上げてきた出世を考えると・・・」                     「オレの時代が終わればやってもいいが、オレがいる間は勘弁してくれ・・・」

の方々がやっぱり多いのです。日常業務から見ると「脅威」なんでしょうね。
私はだからこそ「機会」だと見ているのですが・・・

あとは、年代別の指標に則ったスポーツクラブマネジメントがカギを握ると思われます。

財政難であり、地方分権、モノから心への時代であるからこそ、我々ひとりひとりの理解と努力が必要です。言うのは簡単、やるしかないです。

誰のために・・・子供達やお年寄りのために。                                  そして子供達は大人を見て育ち、                                  大人は子供達を見て幸せを感じ、                                未来を約束できるはずです。

毎回カラオケハウスのように選挙カーに乗る人は何を見て約束(公約)してるのでしょう???まさか・・・や・・・を見てんじゃないでしょうね!                                        そういう人もスポーツで豊かにしてあげたいものです(笑)

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2006年8月11日 (金)

定通陸上大会開催

本日より全国高等学校定時制通信制陸上競技大会が国立競技場にて開かれています。

本来であればサッカーで来たい場所ですが、私は今回職場の一顧問として来ています。

陸上を愛するものなら誰でも一度は疾走してみたいこの国立競技場で日頃満足に練習もできない各県の代表者が熱い戦いを繰り広げます。

私は先ほど申しましたように陸上部顧問として来ています。そもそも私自身はサッカーだけが専門とは思っていません。えっ!!と思うでしょうが、サッカーを含めた「スポーツの専門家」でありたいと常々自戒しています。実際子供の頃もそうでした。

サッカーを語る方にサッカーしか知らない人がいます。そうはなりたくないし、それではサッカーの本質は分かりません。サッカーは限りないスポーツの一部だからです。

サッカーのボレーキックは野球のバットでの打撃の感覚に似ています。また回転しているボールをヘディングするとき、卓球の回転サーブへのラケット面での合わせ方と似ています。1対1で背後をとるときは、柔道や剣道の体さばきにのタイミングに似てます。戦況分析は大勢で行う鬼ごっこ(陣地取り)と似ています。

なのに現在の代表クラスは幼少の頃からサッカーしかしていないケースが高く、サッカーの動作でしかサッカー理論を見つめられません。私個人の想いですがこれが世界と戦うときの「漏れ」の部分だといつも感じています。オシムが埋めたいところでもあるはずです。

定時制の陸上を見ているとタイムではなく、「なぜ走るのか?」とか「走る楽しさ」をかいま見ることができます。サッカーにおいてもオシムが言う「走るサッカー」の前にランナーでなくてはいけないことにリンクしますし、誰も気づいていません。それを多角的に吸収できる源は、神経系が著しく発達する8歳くらいから12、3歳ぐらいまでの達成感とその後の成就感だと思います。

しかし、日本のサッカー界はその期間サッカーしかしていません。しかも全国大会に出るための「組織として勝つサッカー」で日々練習に明け暮れています。確かにメディアの注目のためには重要ですが、様々なスポーツができるスペシャリストである事をまずは求めていきたいものです。

周囲のサッカー関係者と私が違うところは「サッカーが好き」でサッカーをとらえるのではなく「スポーツが好き」でサッカーをとらえるところです。私は今後も後者であり続けたいです。

日本ではスポーツが文化的レベルに至っていない今、まだまだ「サッカーオタク」にクリエイトされているような気がします。早くサッカーだけでなくどの種目も「スポーツオタク(理解者)」という一定の目線・指標から取り組んでいく時に来てると思います。

昔は甲子園の高校野球に対抗して、国立競技場はサッカーの場所とイメージさせられてきましたが、国立競技場はスポーツの祭典の場であることを定通陸上に来るたびに感じています。

Jリーグ100年構想とは・・・?いつもここで再確認・認識させられています。。。

定時制諸君!!全日のインターハイでは見つけにくい視点をいつもありがとう!!

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2006年8月 9日 (水)

大会終了!

しばらくさぼっていました。

先月下旬より8月5日まで「adidas cup 2006 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会」の運営を行っていました。

今年は予選リーグから準々決勝まで例年通りJヴィレッジにておこない、準決勝・決勝は初の首都圏・三ツ沢開催となりました。

長雨で芝生も育たず、心配な面も多かったですが、福島県サッカー協会、東北クラブユースサッカー連盟、関東クラブユースサッカー連盟、横浜サッカー協会のみなさまのお陰で何とか成功裡に収めることができました。厚くお礼いたします。

同時期には高体連のインターハイが行われているわけですが、このクラブユース選手権の役員数はインターハイの10分の1ぐらいで無駄なく行われています。同じ高体連に属しているので実感として比較できるのですが、私としてはクラブユースの大会運営を誇りに思っています。

また運営のみならず、レフリー育成の場所として毎日レフリーサイドからもミーティングに出席していただき、技術の観点からの協調点、レフリーからのお願いなどを自由に述べ合い、すこしでも良い大会にしようとしています。これはすばらしいことだと思います。

そして一番言えることは次期日本代表の光る原石が集まる大会であることです。多くの技術関係者が来てチェックしています。

メディアの露出はまだまだなのですが、是非足を運んでいただき皆様の目で未来の日本代表を予測しましょう!!

最後に特別協賛であります、アディダスジャパン株式会社をはじめとする各スポンサーの皆様に心から感謝します。そしてこれからもオシムジャパンを支え、地域のクラブが益々盛んになるよう一層努力していきたいと改めて感じた大会でした。

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